『公式ホームページ』森林原人

【性交痛ありから、感じる膣になる③】~パートナーとできること~

過去の記事はこちらから

【性交痛ありから、感じる膣になる①】~34歳まで性交痛持ちだった女性が改善策を紹介~

 

【性交痛ありから、感じる膣になる②】~セックスの前に日常生活でできること~

 


 

◆ステップ2・・・パートナーとできること 実際にパートナーとコミュニケーションやセックスの時にできること。

 

【女性ができること:パートナーに伝える】

性交痛があることをパートナーに伝えて 2 人でできる工夫をする。話して、自分の体の特徴を相手に分かってもらうだけで、リラックス感が増すし、男性も どうしたらいいかわかって安心できます。

どう切り出したらいいかわからない・・・という女性は、「最近こんな記事を読んでね・・ もっと二人で楽しめるようになりたいから♡」と言って男性にこの記事を送ってあげてく ださい♡

 

 

 

【男性ができること:前戯を長くする】

色々なことを途切れなくすることが、前戯ではなく、女性が安心し濡れてくるのは、ただ 抱き合ってキスしたり、背中や仙骨、足など全身を優しく撫でてくれたりするときです。(人 によりますが)

私は最初抱き合ったり、お腹の上に手を置いてもらうのが一番濡れてきます。20 分~30 分 くらいただ抱き合ったり、キスしたりしてじゃれあいます。時間を気にせず、いちゃつきましょう。

また、女性器が濡れる時は一番最初は、尿道口のすぐ下にあるスキーン腺という、外陰部 から濡れ始めます。なので、外側が濡れていても、膣内が十分に濡れていないことはよくあります。

「もう濡れてるね」と言って、すぐに手マンやクンニ、挿入に進むのではなく内もも周 りを優しく触ったり、大陰唇の周りを優しく撫でたりして、焦らしまくりましょう。

 

 

 

【二人でできること:体が温まった状態でセックスをする】

体が冷えていると、全身の血行が良くないので、膣内にも血液が行き渡らず膣の伸縮性、 潤いも十分でないため、性交痛の原因になります。 セックスの前にゆっくりとお湯につかって、お互い身体を温めてから愛し合いましょう。

 

 

 

【二人でできること:潤滑ゼリーを使う】

性交痛の方は濡れが十分でない場合が多いです。使うことで感度が上がる潤滑ゼリーを使ってみてください。

その時に注意してほしいのは、ローションではなく、潤滑ゼリーを使うことです。ローションとは、ペペローションなど、ローションプレイの時に使う商品です。原材料 に「ポリアクリル酸ナトリウム」という成分が使われています。

「ポリアクリル酸ナトリウム」は水分を吸収するので、膣内に入れると膣がカピカピにな って余計性交痛の原因になります。体の中には入れないようにしてください。

私のおすすめは、こちらのオーガニックの潤滑ゼリーです。→購入サイトこちら https://www.bdaorganic.jp/products/

 

 

 

【二人でできること:いろんなコンドームを試してみる】

コンドームで感度が変わります。Zone は表面にステルスゼリーが付いているので痛みを感じにくいです。

色んな素材のコンドームが出ているので自分に合うものを試してみましょう。

 

 

 

 

【男性ができること:ゆっくり挿入する】

体が受け入れ態勢万全になったら、挿入する時は、ゆっくり途中まで入る、一度止まって、 またゆっくり入るというように、 ペニスや膣の色んな部分を感じながら、ゆっくり楽しみましょう。そして、奥まで挿入してからも、しばらくは動かずにじっとお互いの一体感を楽しみましょう。ペニスが膣に入ると、膣はペニスのスキャニングを始めます。

スキャニングとは、膣がパートナーのペニスの大きさや長さを感じ、膣がペニスにゆっく りと寄り添って、吸着感、一体感を増すためのプロセスです。

挿入してからすぐにペニスを動かすと膣がペニスをスキャニングする時間がなく、ペニス に寄りそうことができないので、一体感のないセックスになります。

挿入してから 2〜3 分はなるべく動かずに、(萎えそうになった時だけ動く)ちつがペニスに 寄りそうのを待ちましょう。

またペニスへの寄り添い力は普段から女性がどれだけ自分の膣を大事にケアしているかに も関係します。

 

【男性ができること:挿入時、振動やグラインドを入れる】

多くの女性が感じやすい動きはピストンよりも振動やグラインドです。

女性の体は子宮を振動させることで気持ちよくなる傾向があるので ペニスを振動させる動きや ペニスを膣壁に擦り付けるグラインドをしてみましょう。

ちなみに

●ペニスを振動させる

正常位で挿入したまま男性がベッドのスプリングを利用し て、膣全体を優しく揺らす感じ。

ベッドのスプリングがなければ膝で貧乏ゆすりをす る感じ。そのとき子宮の奥まで揺らすようなイメージを持ってみましょう。

●グラインド

膣壁のどこか一点を決めて、そこでゴマすりをするようにペニスを膣 壁にすりすりする動きです。

振動、グラインドともに、ピストンのような、膣の中での上下の運動はありませんが、女 性器を揺らし、ほぐし、膣の感度を増す動きです。

 

ピストンももちろん気持ちいいですが、体力がいるので、長くすると女性も男性も疲れて しまう傾向があります。

性交痛のある女性は、特にピストンは膣粘膜に負担をかけるので、時間は短めにして、ピ ストンする場合もただ激しくするのではなく、ゆったりお互いを感じながらすると良いで すね。

 

【女性ができること:セックス中は「痛い探し」ではなく「気持ちいい探し」をする】

痛い、痛くなるかもと思うと、痛くなります。パートナーの目を見て安心感に浸りながら、気持ちいいポイントはどこかな~?と感じな がら、挿入を楽しみます。

 

 

【二人でできること:呼吸を意識する】
セックスの時に緊張して呼吸が浅くなっていませんか?女性の呼吸が浅くなっていると緊張して痛みも感じやすいです。リラックスのため、吐く時にゆっくり長く吐いてみましょう。

その時、気持ちよかったら自分の喘ぎ声を吐く息に載せて、「あ〜〜ん♡ 」と長く吐いて みる。セックスの時だけではなく、ひとりエッチの時から呼吸の練習することがセックスの時にもスムーズにできるコツです。

また、男性も世話しなく、「感じさせなきゃ」となってしまったり、リラックスできない ときは、呼吸を意識しましょう。リラックスできないとペニスに血液が廻らないので、勃 起も起こりにくくなります。

パートナーが緊張しているときは、自分の呼吸を深くゆっくりを意識すると、相手にもそ れが伝わって、二人でゆっくりリラックス状態になり、繋がったセックス、気持ち良いセ ックスになります。言葉で伝えるのも大切だけど、体で伝わるのもセックスですよね。

 

 

【女性ができること:手コキやフェラを入れる】

色んなケアやセックスの時にお互い協力しあっても痛い時もありますし、そんなときは無 理は絶対しない事が大事。

最初気持ちよくても、時間が長くなると痛くなってきたりする時もあるので、そんな時は 膣の負担を減らすために一旦挿入をお休みして、手コキやフェラで、男性に気持ち良くな ってもらっ

て、(男性が射精したい場合) 射精に導くのもいいですね。

ちなみに手コキやフェラで大切なことは、いかに男性器をぬちゃぬちゃにし、スムーズに 愛撫するかです。

大量の唾液を出すのは体力がいるので、唾液が足りない時は潤滑ゼリーが役に立ちます。 潤滑ゼリーをペニスにつける時は冷たいので、自分の手で温めてからつけてあげましょう。

 

 

 

◆ステップ3・・・セックスの後にできること


 

【二人でできること:セックスでどう感じたか伝え合う】

セックスの最中に色々要望を言えたらいいんですけれども、タイミングを逃して言えない 時もありますよね。なので、セックスが終わってから 「あの時は気持ちよかったよ。次こうしてくれたらもっと良いかも」 とか、お互い感じた ことをアウトプットしてみると、次回のセックスがもっと楽しく繋がれるものになります。もちろん話して伝えるのもいいし、LINE のメッセージでも十分伝わりますよね❤普段から好きなお店や食べ物のお話と同じようにセックスの話をしていると、リラックス してセックスできるようになるので、パートナーとお話ししてみてください。

以上が、性交痛改善のステップになります。

ステップ 1~3をいろんな改善を繰り返しながら、ずっと続けていってみてください。 二人だけでしかできない発見がありますよ。最後に「セックスについて話し合う」というのが出ましたが、話し合うことを恥ずかしい と思う人も多いと思います。話し合うための最大のポイントは、普段から女性が自分で自 分の体をケアして知るということです。
知れば知るほど自分の体が恥ずかしいものではなく、可愛くて尊いんだなと実感し、パー トナーに話す時、自分の感じたことを明るくウキウキして話さずにはいられなくなっちゃ うから、お互いにとってどんどん性が楽しく、明確になっていき、そんな女性を男性は可 愛いって思うんです❤
男性は女性が安心して感じやすいように、協力してあげてくださいね。 ちつはケアすると何歳からでも貴女に答えてくれる可愛い姫です。
自分の体の才能を最高に開花できますよう、こちらに書いてあることをどんどん実践して いってくださいね。

 


著:性愛研究家 まゆみ

1983 年生まれ

元々セックスや性への興味は、人一倍ありましたが、 30 代前半まではセックスで自分のしたいことを伝えられず、大好きな人と本当に繋がれない悲しさ、モヤモヤを抱えていました。

「幸せなとろけるセックスは絶対この世にある!」との思いから、1 人でこっそり始めた性愛の研究でしたが、自分を表現する楽しさ、開放感に目覚めてしまい、今やブログやSNSでの発信が私の癒しでもあります。

膣ケア、膣マッサージで自分の女性器と向き合うと、性交痛がなくなったり、自分が女性であることが愛しくなりました。

そして、今まで男性に対してあったモヤモヤが、「男性は、女体を持ってるわけでもないのに、分からないながら、すごく頑張ってくれてたんだな。」という気持ちに変わりました。

自分と自分の体を大切に思えるようになると、ピッタリのパートナーに出逢い、セックス、パートナーシップもどんどん楽しくなるという幸せスパイラルに突入!

幸せな男女和合、調和の世界のために、女性向け実践型性教育、アマナレッスン、ラブシェイクや、生命の源である性エネルギーのタントリックヒーリングをしています。

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